ニューホライズン3年 Let’s Read2/The Green Doorの和訳とQ&Aの解答例のページです。学校で習う表現と違う場合がありますので参考程度に見てください
【Let’s Read2】The Green Door
ニューヨークに住む好奇心旺盛な青年ルドルフは、今夜も冒険を求めて町を歩いていました。とある歯科医院の看板の前で、ルドルフはチラシ配りの男から1枚のカードを受け取ります。
p100
ルドルフはそのカードを読みました。
それには「緑のドア」と、ただ3つの単語が書かれていました。。
同じようにカードを受け取った男の人は、自分のカードをルドルフの前に投げ捨てました。
ルドルフはそれを拾いました。
それはただの歯科医院の広告でした。
ルドルフは不思議に思い、再びそのカードを配る男性を通り過ぎて歩きました。
彼はその単語「緑のドア」と書かれたもう1枚のカードをもらいました。
多くのカードが道に捨てられていましたが、それらは全て歯科医のものでした。
「なぜ、ぼくは歯科医のものではなく、不思議なカードを受け取ったんだろう?」
ルドルフは冒険が彼を待っていることを確信しました。
Q.ルドルフが受け取ったカードには何と書かれていましたか。
A.”The Green Door.”(緑のドア)
p101
ルドルフには、カード配りの男の後ろに、最初の2階に歯医者といくつかの店が入っている建物が見えました。
彼はその建物に入り、3階へ上りました。
暗い廊下がありました。
左側に緑色のドアが見えました。
彼はドアまでまっすぐに歩いてノックしました。
ゆっくりと、そのドアは開きました。
若い女性がそこに立っていました。
彼女は顔色が悪く、弱っていました。
彼女は倒れはじめましたが、ルドルフは彼女を腕で受け止めて、部屋の中のソファーまで彼女を運びました。
しばらくして、その女性は目を開けました。
彼女はとても美しかったのですが、とてもやせていました。
Q.緑のドアの後ろに誰がいましたか。
A. A young woman was.(若い女性がいました。)
p102
その女性はルドルフを見て、ほほえみました。
「私は気を失ったのかしら?」と彼女は言いました。
「3日間食べていないのよ」
「ああ、なんてことだ!」と、ルドルフは叫びました。
「待ってて!すぐに戻ります」
彼は部屋の外に走り出て、たくさんの食べものを持って戻ってきました。
「食べないでいるなんてとんでもないです!」とルドルフは言いました。
その女性は食べ始めて、彼女自身のことについて話ました。
彼女の話はなにも新しいものではありませんでした。
彼女は病気になって仕事を失ったのです。
彼女はお金を使い果たし、希望もなく部屋にいたのでした。
そのとき、彼女は緑のドアのノックを聞いたのです。
Q. ルドルフはその女性のために何をしましたか。
A.He brought a lot of food.(彼はたくさんの食べものを持ってきた。)
p103
「それで、あなたはこの街に家族や友達がいないのですね?」とルドルフはたずねました。
「ええ、だれも」とその女性は答えました。
「ああ、眠くなりましたが、気分はずっと良いです。ありがとう」
ルドルフは言いました。「それでは、おやすみなさい。明日、あなたの様子を見に戻ってきます」
「でも、あなたはなぜ私のドアをノックしたのですか」と、彼女はドアのところでたずねました。
ルドルフは彼女にそのカードについて話すべきではないと思いました。
「間違ったのです」と彼は答えました。
彼はドアが閉まる時、彼女のほほえみを見ました。
ルドルフは廊下をより注意深く見回しました。
彼はその階の全てのドアが緑色であることに気づきました。
Q. ルドルフが廊下を見回したとき、彼は何に気づきましたか。
A.He realized that every door on that floor was green.(彼は、その階全てのドアが緑色であることに気づいた。)
p104
ルドルフは通りにでて、カード配りの男に「なぜ君はぼくにこれらのカードをくれたんだい?」とたずねました。
男は通りの先の劇場を指さしていいました。「それらは新しいショーのだよ。
歯医者のカードといっしょに配っていたんだ」
劇場の入り口の上に、「緑のドア」と書いてある大きな看板がありました。
それは劇のタイトルだったのです。
家に帰る途中で、ルドルフは彼の1日について考えました。
「とにかく、ぼくは運命がぼくを彼女に導いたと信じている!」と心の中でつぶやきました。
冒険はいつでもすぐそこにあります。
…あなたがそれを探していれば。
Q.実際には”The Green Door(緑のドア)”とは何でしたか?
A.It was the title of a play.(それは劇のタイトルでした。)
A.次のア〜ウはルドルフの心の中のことばです。時間の経過順に( )に番号を書きましょう。
ア.すべてのドアが緑色だ!それなのになぜ私にはあのドアだけ見たのだろう?( 3 )
イ.私はドアの後ろに何か特別なものがあると確信しています( 1 )
ウ.彼女がかわいそうだ。彼女がもし一人なら、私は彼女を助けなければならない。( 2 )